一度は絶滅し、再び進化してよみがえった鳥

Photo: Francesco Veronesi (Wikimedia Commons) マダガスカルのノドジロクイナ

3度目はあるのか?

24万年から13万6000年前にかけて、不格好で脚の長い鳥「クイナ」の群れがマダガスカルを飛び立ち、250マイル(約402km)離れたアルダブラ諸島の未開の島にやってきました。天敵がおらず、居心地がよかったのか、鳥たちはその島に移り住むことに。あまりに敵がいないので、彼らはやがて空を飛べなくなってしまいました。しかし13万6000年前、満ち潮で島が水没して、この飛ばない鳥は絶滅してしまったのです。

その後、島が再び出現するとまた別のクイナの群れがマダガスカルからアルダブラ諸島にたどり着くのですが、そのクイナの群れもなんと、ほぼ同じような進化の過程を繰り返したのです。

このデジャヴはとても珍しいこと

クイナは沼地を動き回る空飛ぶ鳥の仲間で、中には元々の生息地からかなり遠くへと分散する種類もいます。ノドジロクイナという種が遠く離れた島にコロニーを作ったからといって驚くことではありませんが、問題は同じ属のクイナが同じ島に渡って同じような進化を遂げたこと。おそらく初の事例だと最新の論文は記しています。

「2万年かそこらで、クイナはまたもや進化の過程で飛ぶことができなくなった」とロンドン自然史博物館のJulian Hume氏は語っています。「条件が整っていれば、進化のスピードはとても速くなりえる」とのこと。


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