女性には効いても男性には効かない薬だってあるらしい

Photo: Rillke (Wikimedia Commons)

性別で処方も分かれることに…。

薬を飲むとき、それは男性向けか、あるいは女性向けなのかって、ほとんど気にすることはないと思います。しかしながら、一部の薬は、性別の違いを大いに考慮して処方しなければ、まったく意味のないことが判明したそうですよ!

年齢による違いかと思いきや…

このほどScience Advancesは、メトホルミンを脳の治療に活用する臨床試験の調査レポートを発表。主に2型糖尿病患者の治療に用いられてきたメトホルミンですが、脳を損傷から回復させたり、認知症の悪化を防いだりするためにも有効なのでは? そんな指摘が各所からあったため、実験用マウスでのテストが進められてきました。そして、誕生直後に脳卒中を患い、脳に損傷があったマウスの治療に効果があることが実証されました。

しかしながら、カナダのトロント大学で解剖学の権威となるCindi Morshead生物学者が率いる研究チームは、同じメトホルミンでも、思春期や成熟期のマウスには、脳の幹細胞の発育を促進する効果が見られないことを突き止めました。当初は、大人になったら効き目が薄れるのかと結論づけられようとしていたのですが、その後、ある傾向に気づいたそうです。それは、メスのマウスの脳治療には効くものの、まったくオスのマウスには効かないという、如実に性別による違いがあったとのことですよ。


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