Star Trekにまた一歩近づいた!数十秒で3Dプリントできる新技術

Image: EPFL

レプリケーターまで後もう少し?

転送装置、光速で移動できる宇宙船... Star Trek(スタートレック)は私たちに、23世紀が待ち遠しくなるような素晴らしい未来の技術を見せてくれました。しかし、そのすべてが私たちが白骨になった後まで登場しないとは限りません。というのも、3Dプリンタがレプリケーターの実現に向けて大きな一歩を踏み出したからです。

製造業やプロトタイプ制作では何十年も使われてきたツールですが、MakerBotのような企業が3Dプリンタを小さく、安くして家庭でも使えるようにするまで、何もないところからパーツや食べ物を作り出す、Star Trekのレプリケーターと比較されることはありませんでした。しかし、実際の3Dプリンタはレプリケーターというには程遠いのが現実です。現在は3DCGのモデルをプラスチックの物体に変えることができますが、サイズ次第では数時間から何日も待たないとプリントが完成しません。

しかし、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)のLaboratory of Applied Photonics Devicesは、光造形法によって、小さくてディテールも細かい3次元の物体を、数時間ではなく数十秒でプリントできるプリンタを開発しました。

3Dプリンタの課題

MakerBotなどの企業から販売されている3Dプリンタは、液状のプラスチックをノズルから押し出し、特定の形の薄い層を作ります。これを何度も重ねていくことで長い時間をかけて形を作り出すわけです。この方法は安価で行なうことができますが、物体につけられるディテールが制限されてしまいます。光造形法(SLA)を採用しているプリンタは少し違います。モデル自体は相変わらず一層ずつ作成されますが、液状のプラスチックを押し出すのではなく、高精度の光を照射して液状レジンを固めます。この方法だと、光の精度のおかげで、モデルには細かいディテールを施すことができるようになります。しかし、それだけではまだかなり時間がかかってしまいます。


あわせて読みたい

ギズモード・ジャパンの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース
「Star Trekにまた一歩近づいた!数十秒で3Dプリントできる新技術」の みんなの反応 1
  • 匿名さん 通報

    補足) 航宙艦は光より速い速度で航行できます

    0
この記事にコメントする

次に読みたい関連記事「3Dプリンタ」のニュース

次に読みたい関連記事「3Dプリンタ」のニュースをもっと見る

ITニュースアクセスランキング

ITランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2020年2月19日のIT記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

最新IT業界情報やiPhoneやAndroidやガジェット、話題のサービス、IoT情報、スタートアップにまつわるニュースをお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。