世界初の携帯型電卓がオークションへ

       
Image: Bonhams

シックなルックス。シンプルなファンクション。

複雑な計算をパパっとできる携帯型電卓も、発明された当初は基本的な四則計算のみのとてもシンプルなデバイスでした。1960年代半ばにテキサス・インスツルメンツ社が開発した、世界初の携帯型電卓のプロトタイプオークションに出品されます。今ではそう滅多にない、アプリではなく物理的な電卓を購入したくなる機会となりそうです。

電卓は30年前でさえ、小型化されて腕時計に搭載されるほど著しい発展を遂げていましたが、1965年となると話は別でした。その当時革命的だった世界初のトランジスタラジオの開発にテキサス・インスツルメンツ社のトランジスタ技術が使われた後、同社のパット・ハガティー会長は自社のもう1つのイノベーションである集積回路の有用性を示す新製品を考案したかったのです。

同社のエンジニアたちが、独特なキーパッドと端末のディスプレイとしての役目を果たす感熱式プリンターが備わった、世界初の電池で駆動する携帯用電卓を設計して組み立てるまでに2年かかりました。既存のテクノロジーはテキサス・インスツルメンツ社が望んだデバイスのサイズに押し込めるほど小さくはなかったため、すべてをゼロから作り出さなくてはならなかったからです。プロトタイプを大量生産できるような製品にするまでにさらに4年かかって、1971年にCanonが 同社の設計をベースにしたPocketronic(ポケトロニク)を発売するに至りました。この製品は重さ2.5ポンドで価格は最終的には150ドル、現在の貨幣価値にすると900ドル弱(約9万円超)でした。


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2020年10月30日のIT記事

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