500mの筒内を時速172kmで爆走! Virgin hyperloopの「XP-2」ポッドが初の乗客走行テストに成功

       
Image: Virgin hyperloop

真空管を通る移動が、いよいよ現実味を帯びてきました。

かねてより開発が進んでいたVirgin hyperloopの「XP-2」ポッドが、初めて乗客を乗せて走行するテストに成功しました。このポッドは磁力で浮いて、真空になった筒の中を電気の推進力で進みます。

実験は、ラスベガス郊外のネバダ砂漠にて行われました。進んだ距離はたった500mで時速は172kmでしたが、人類にとっての大きな一歩となります。

無人テストはこれまで400回以上行われてきたとのこと。

従業員がお試し

搭乗したふたりは同社の従業員で、最高技術責任者のジョシュ・ギーゲルさんと、乗客体験担当ディレクターのサラ・ルチアンさん。どちらも試乗するのに適任の役職です。ふたりとも宇宙服のようなスーツではなく、ラフな私服で搭乗したのもちょっとしたポイントです。乗り心地はローラーコースターのようではなく「スムーズで気分が悪くなるようなことはなかった」とBBCで語っています。

Image: Virgin hyperloop 会長も喜びのツイート

この成功を喜んで、リチャード・ブランソン会長もツイートをしています。

動画を見る

「移送の新たな歴史を刻み、世界の移動を変革する可能性を秘めている」と綴っています。

公式に安全が評価された

今回のテストは、公式に評価を下すISA(Independent Safety Assessor)という独立した第三者機関立ち会いのもとで行われ、安全性が証明されることになりました。

「XP-2」はテスト車両ですが、無人の状態で時速387kmまで出したことがあります。これは最終的に、最大28人乗りの電車のようなポッドになるようです。その最高時速は1,080kmで、LAとサンフランシスコの距離615kmを43分で結ぶ計算となります。この距離は自動車で6時間、飛行機でも1時間半かかるので、実現したら旅行が超便利になりますね。

ただし問題は、景色がつまらないことでしょうか? 筆者が乗った最高時速300kmの上海トランスラピッドは、速いなりにも景色が見えたので飽きなかった憶えがあります。とはいえ、さらなる続報と、商業利用が可能になる日を楽しみにしたいですね。

Source: YouTube, Twitter, Virgin hyperloop via NEW ATLAS via BBC

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2020年11月11日のIT記事

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