今日の友は明日の敵。
Google(グーグル)はSafariの規定の検索エンジンにしてもらう見返りとして、Appleに年間推定8400億~1.3兆円(Appleの世界純利益の約15~20%に相当)もの巨額の契約金を支払っていますが、広告収入を2社で山分けして他社の参入を阻んでいるとして、10月下旬、米司法省に反トラスト法(独禁法)違反で提訴されています。
裁判の行方はまだわかりませんが、万一、敗訴した場合に備えて、もうAppleが動き出しているようですよ? その証拠に、iPhone最新のiOS 14ではホーム画面で何かを検索するとApple独自の検索結果が出るようになっているんです。検索ワードの自動補完もApple製…。いよいよGoogleとの全面戦争に向かう前触れなのでしょうか…。
独自の検索エンジンを開発していると思う理由Appleが独自の検索エンジンを準備中という噂は前からありましたが、俄然真実味を帯びてきたかたちです。これまでに出た兆候をまとめてみると…次のようになります。