ビッグデータ企業による情報収集を防ぐことってできるの?

個人の選択のみでプライバシーを守ることは不可能

Meg Leta Jones(ジョージタウン大学コミュニケーション学・文化テクノロジー学准教授)

できることはありますよ!

国会議員宛てに陳情書を送って、ビッグデータ企業を取り締まる法律を作ってもらえばいいんです。文面はこんなかんじでしょうか。

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個人情報に関する陳情書(案)

(趣旨)

個人データの作成、使用、およびそのライフサイクルを制限する法律の策定を強く希望します。

(理由)

私たちは常に私たちについて集められている膨大な量の個人情報を管理するよう求められていますが、なぜでしょうか。私たちが作ったものでもなければ、私たちが使っているものでも、私たちが直接利益を得るものでもありません。プライバシーの名のもとに個人情報の管理を個人に押し付けるのはやめてください。そもそも私たちが作ったものではないのですから、私たちがその後始末をするべきでもありません。

国会議員 様

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それか、カリフォルニア州に移住して「California Privacy Rights Act(CPRA)*」に一票を投じればいいでしょう。*訳注:オンラインにおける個人情報保護法「プロポジション24」のこと。原文記事の執筆時点ではまだ集計中だったが、その後11月3日に可決された。

CPRA成立後、該当する企業は自社のWebサイト上に「個人情報の販売および共有を行なわない」というアイコンを表示することが求められます。

このような個人情報保護法がなければ、Webユーザーや情報収集の対象となる人が効果的に自身のプライバシーを守り、ビッグデータ企業から逃れることは極めて困難です(ビッグデータ企業じゃない企業なんていまや存在しないですしね)。プライバシーについて調査し続けているJulia Angwin記者Kashmir Hill記者は、一般的なユーザーの想像を絶するほどの苦心を重ねてビッグデータ企業の追跡を逃れようと努力した結果、いずれも失敗しています。

プライバシーはネットワークとしてつながっていて、社会的でもあります。個人の選択のみで守れるプライバシーはありません。そう、個人がリサイクル活動に従事することが気候変動の問題そのものを解決できないように。


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2020年11月24日のIT記事

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