ビッグデータ企業による情報収集を防ぐことってできるの?

       
抵抗は海水をスプーンですくうが如し

Fred H. Cate(インディアナ州立大学法学教授。Center for Applied Cybersecurity Research上級研究員)

個人情報への第三者アクセスを防ぐためにあなたができることは小さいながらもたくさんあります。しかし、結局のところ大勢に影響はないでしょう。海水をスプーンですくって海岸に投げたところで、海の水の量を減らすことはできるでしょうか? 厳密に言えばできますが、誰も気付かない微々たる差ですね。

そう言ってみたところで、対策として一番有効なのは個人情報を意図的に提供しないことです。これはFacebookに投稿する内容だけでなく、どこかのプラットフォーム上でデバイス間の情報共有を許可するか聞かれた場合でも「NO」。許可すればあなたの情報はクラウドに行きますから、ほかの人にもアクセス可能となります。

VPNを使うのも手です。DuckDuckGoのような検索エンジンを使うのもいいですね。データブローカーや信用調査所のWebサイト上では「連絡不可」「情報共有不可」のリストにしっかり入っておきましょう。銀行のWebサイト上でも情報共有は不可に設定しておきましょう。

これらの細々としたことを毎日実行しているうちに、自分から対策を講じることでちょっと気分的に楽になれるかもしれませんし、それは決して些細なことではないのですが、では果たしてネット上で浮遊しているあなたの個人情報量が少なくなるかと言ったら…おそらくそれはないでしょうね。

ビッグデータ企業が持っているあなたの情報と、それ以外のものを選り分けることも大事です。そのデータの信頼性はいかに? そのデータは本来の用途に使われているか? データの扱いは公平か? もし情報が不正に扱われている場合は法的措置も可能ですが、これもまた全体量と比べたら微々たるもの。1日に1万件の不正が行なわれているとして、公正取引委員会が調査しているのはそのうちのせいぜい2件でしょう。たとえ1日に1億件の不正が行われていたとしても、たったの2件しか調査できないことに変わりはありません。

Reference: Business Communication, Digiday

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2020年11月24日のIT記事

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