価格:900ドル≒9万4000円(※日本未発売)
Sony X900Hに次ぐ二番手争いは、TCL 6シリーズ(2020年モデル)とHisense H9Gの熾烈な戦いとなりました(訳注:どちらも日本未発売)。Hisense H9Gはリモコンが気に入ったし、Android TV搭載なところが高評価で、対するTCL 6シリーズはRoku TVです。Hisense H9GはそのうちGoogle TVも内蔵する可能性が高いし、あとは画面が明るくて、日当たりの良い部屋に向いてるのも良いと思いました。
一方TCL 6シリーズの良いところは、画質をプリセットから設定するときの簡単さです。私がテストした55インチのHisense H9Gでは、画質設定にすごく時間がかかり、箱から出してすぐきれいな絵で見たい人には不満要因になります。TCL 6シリーズにはTHX社認定のゲームモードがあり、超低レイテンシとか可変リフレッシュレートといったゲーム対応機能が入ってます。あとは価格のわりに画質が高く、映画ファンにもうれしいはずです。
ただTCL 6シリーズもHisense H9Gも音がイマイチなので、サウンドバーとか何らかのスピーカーとかを使ったほうがいいと思います。Roku Streambarでさえ、使ったほうが音が良くなりました。お手頃なTVを買うときは、この点要注意ですね。