アルプスの氷が溶けたら、100年前の兵士の隠れ家が出てきた

Photo: Stelvio National Park via Gizmodo US ステルヴィオ国立公園で見つかった第一次世界大戦の遺物。

※2021年5月16日の記事を編集して再掲載しています。

極寒の地で過酷な暮らしをしてたんだね。

イタリアアルプスの公園で、氷と霜の層の下に埋もれていた第一次世界大戦の遺物が発掘されました。これは素晴らしい発見であると同時に、100年後の気象状況に関する不吉な予言でもあるのです。

氷が溶けたから発見できた「第一次世界大戦の遺物」

ある研究者チームが、イタリアのアダメッロにあるスコルッツォ山の頂上のすぐ下にある洞窟で、100年以上前の「遺跡」を発見しました。この洞窟は戦時中、オーストリア兵士たちが隠れ家(シェルター)として使っており、現在はステルヴィオ国立公園内に設置された「ホワイト・ウォー・ミュージアム」という屋外博物館の一角を成しています。

このシェルターの存在は以前から知られていましたが、周りを氷河に囲まれていたため、2017年までは中に入ることができませんでした。それから徐々に氷が溶け、さらに研究者らが60立方メートルもの氷を削り出した結果、先月ついに博物館のチームが洞窟内部に入ることに成功。コインやヘルメット、武器、そして遺体を含む300点もの遺物が100年ぶりに太陽の光を浴びることになったのです。

ステルヴィオ国立公園の歴史家兼遺産事業コーディネーターのステファノ・モロシーニ氏は、「とてもエキサイティングでした」とメールに記しています。「1918年11月3日以来、内部には誰も入れませんでしたから、タイムマシンのようなものです」。


編集部おすすめ

当時の記事を読む

ギズモード・ジャパンの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

ITニュースランキング

ITランキングをもっと見る
お買いものリンク