本来、選挙における投票所での行動は一方通行であり、流れに沿って粛々と進むのが常識だ。少なくとも日本ではそうだ。
しかし韓国の選挙では、時折不可解な行動が投票所で目撃される。

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 今回、韓国で内回全国同時地方選挙が実施された。その初日、地方選挙では自治体代表者の投票風景がニュースになることもあるが、国会議員などは党務に追われ期日前投票を選ぶため、当日の姿はあまり見られない。日本でもこの冬、高市総理が期日前投票を行った例がある。

 ところが韓国は異なる。大統領はソウル在住のため、期日前投票所に赴くことができ、当然マスコミも同行する。その場で問題が発生した。大統領は投票用紙に候補者名を記入した後、投票箱に入れず、入り口付近までかざしながら戻ってきたのだ。

 投票用紙には受付時に割り印が押される。大統領は「半分だけの押印で有効票になるのか」と問いかけたが、疑問があるなら受付で確認すべきであり、なぜその場でしなかったのか不可解である。

 その様子をマスコミが撮影し、事実上「私はこの候補に投票した」と公言する形となった。これは韓国公職選挙法167条に抵触する行為であり、投票用紙の公開は無効票として処理される。
大統領の1票が無効となっても、同じ候補への票が積み重なれば影響は薄いかもしれないが、行為自体は重大だ。

 結局、その投票用紙は投票箱に収められたものの、野党は「選挙違反だ」と強く非難している。日本人の目から見ても、極めて巧妙かつ明白な選挙違反に映る。
【編集:fa】
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