2016年10月25日、親日家のフィリピン・ドゥテルテ大統領が日本を訪問する。多くの欧米海外メディアは、麻薬撲滅作戦の死傷者数を伝え、非人道的だと非難している。
しかし、フィリピン国内では、この数十年間に蔓延した腐敗や汚職を無くす歴史的に初めての好機と認知され、90%以上の国民から支持を集めている。

その他の写真:親日家フィリピン・ドゥテルテ大統領

 地元メディアは、ドゥテルテ大統領は日本から「25年以内の返済条件が緩やかな融資」を期待している他、ミンダナオ島の鉄道整備を始め、インフラ整備などで協力を求める意向だと伝えている。

 11日には、大統領による日本人画家AYUMIさんへの感謝晩餐会(auumi friendship through the arts)が、マニラのマラカニアン宮殿で開催され、AYUMIさんに「次回、ダバオ市に行く時には、日本軍人墓地へ一緒にお参りに行こう」と日本への敬意も示した。
【編集:高橋大地】