【インド】農村振興に焦点、来年の総選挙対策ーHSBC投信

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 2018年7月31日、HSBC投信は、インド経済レポートを伝えた。

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トピックス1:注目されるモンスーンの降雨量

 インドでは例年通り6月にモンスーン入りし、7月の降雨量は南部及び中部で平年を上回った。その結果、国内全体の降雨量は長期平均を2%下回る水準まで改善している(7月27日現在)。

 しかし、北部及び東部の一部の州では降雨不足が続き、「カリフ」(雨季蒔き)穀物の生産への悪影響が懸念される。

 モンスーン期の降雨量は特にインドの農業生産を左右するため、6月から9月まで続くモンスーンによる降雨状況について国中が注目し、メディアは専門家による解説を頻繁に流す。ある調査によると、インドの耕作地全体に占める灌漑面積は半分以下に過ぎないため、灌漑未整備地域では極めて膨大な量の飲料用水が農業部門、特に栽培に大量の水を必要とする米やサトウキビの生産農家によって使われている。

 インドのGDP(国内総生産)に占める農業部門の比率は過去数十年間一貫して低下傾向にある。それでも、労働人口の40~50%が依然として農業部門で就業している。

 モンスーン期に降雨が十分にあれば、豊作が期待できる。豊作は、農家の収入と消費の増加、そして経済成長への好循環を生む。しかしながら、過去数年、農村部では、収入の低迷と債務の増加、それに失業によって、成長が遅れている。

 一方、降雨不足になれば、干ばつのような状況を生み、農村経済と食料価格に影響をもたらす。インドでは国土の大半はもともと干ばつに見舞われやすいため、モンスーンが十分な降雨量をもたらさないまま終われば農業が打撃を受ける。そうした状況は周期的に発生している。気象予報では、2018年のモンスーンによる降雨量は「ほぼ平年並み」となる見通しだ。
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