2020年7月21日、ミャンマー独立の父とされるアウンサン将軍の肖像をかたどった新しい500チャット(約40円)札をミャンマー中央銀行が発行し、市中の銀行で交換が始まった。今年1月に発行した同将軍のデザインの千チャット札に続くもので、ゆくゆくは全ての紙幣にアウンサン将軍の顔が印刷される予定だ。

その他の写真:今回発行された新500チャット札(下)と1月発行の千チャット札はいずれもアウンサン将軍のデザインだ(撮影:北角裕樹)

 新500チャット札は赤を基調としており、新千チャット札と同じ同将軍の肖像が表面中央に印刷されている。裏面は中央銀行の建物がデザインされている。

 アウンサン将軍は、事実上のミャンマーの最高指導者、アウンサンスーチー国家顧問兼外相の父でもある。ミャンマーでは11月に総選挙が予定されており、市民らから「新札発行は与党の国民民主連盟(NLD)の選挙対策では」との声も漏れている。
【取材/執筆:北角裕樹】