【その他の写真:ミサイルイメージ】
これに関して、日本政府とほぼ同じ時刻、韓国の文在寅大統領も糾弾の声を上げている。親北派の文大統領にしてはとても珍しい行為。「金正恩国務委員長が国際社会に対して約束したICBM発射猶予を破棄した」と激しい物言いだった。
朝鮮半島と周辺地域、国際社会に脅威をもたらした北朝鮮のICBM発射は、国連安全保障理事会決議違反だ、とも語気を荒げる。緊張を高める行為自体直ちに中止しなければならないこと。対話を通した外交的解決策により早く取り組まねばならないと続けた。
文大統領の任期は、あと40数日。今まで5年近い時間があった。北朝鮮のための国家予算を計上し、ことあるごとに仲良くしようと持ち掛けては、北朝鮮に「余計なお節介だ」と足蹴にされ蔑まれ、罵倒されかつ無視されてきた。公的には「北朝鮮のやっていることはダメですよ」的な批判はしたが、北朝鮮に関しては常に温和でどこの大統領なのわからない人とも言われた。