【コラム】そして古墳は調査されたー韓国
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韓国のイメージ
 2022年、テレビ画面に映った韓国の考古学学者は穏やかな表情で語った~字幕だが。「大昔は、地続きだったわけです。韓国に日本の(偉い人の)古墳があっても不思議なことではないですよ。古墳はまだまだ謎が多いです。両国の友好の印として共同で研究すべきではないでしょうか」。確かに。

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 日本の古墳と言われる場所は、だいたいを、宮内庁が管理をしている。考古学学者が発掘を懇願してもそれは認められない。特に天皇陵とされているところは、許可は下りない。ただ、天皇陵と呼ばれているところは、江戸末期から明治にかけて、幕府や維新政府が設定したと言うのが通説だ。同じく3月に、神武天皇の遺伝子が「XY=男性」で、女系天皇はいないというトンデモ説も流れた。「いつどこで骨を発見したんだよ」という突っ込みばかりがとても目立った。そこまでしても、この令和の世になっても、皇族はずっと同じ血筋であり、男系で繋がれていると主張したいと目論んでいる人はいったい誰なのか。ジェンダー問題が少しずつ解決されているのに、男系でつながねばならないと、顕微授精で後継ぎを作らなければならないという庶民も少ないというのに。宮内庁には、暴かれてまずい何かがあるのだろうか。

 その点、「日本の古墳」とされる韓国古墳は、6世紀前半のものとされている。正式な発掘は実に、1500年ぶりらしい。石室が日本の九州・外海岸と有明海一帯にある5~6世紀頃に造成された倭人貴族の石室墓の構造、墓の内部への入り口を塞ぐ前の祭祀の痕跡も同じだったそうだ。弥生時代以降の古墳の特徴、赤い朱漆が塗られた跡がある天井と壁面。