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この女子高生は17歳。双極性感情障害(旧:躁うつ病)とみられる症状で、本来ならば精神科の治療を受けるのが適切だった。しかし、世の中には現代医学を否定し、宗教に頼る人々が少なからずいる。彼女は、2月に殺害現場になった教会に預けられた。預けられたのは合唱団。この教会の創設者の娘が団長だった。「暴れたり、言うことを守らなかったら、精神(=肉体に対する暴力)を叩きなおせ」と他の信者に指示した。
女子高生自身は家を出るとき、精神病院に入院するつもりだったようだ。
この肉体的衰弱を犯行だと思い込んだ団長は、認知症患者用の拘束バンドを購入し、「身体の急所」「縛り方」「むち打ち」など虐待がグレードアップする検索をネットで行っている。
日本でも宗教団体に預けられた児童生徒が亡くなることがあるが、こんなに短期間ではない。
預けられて5日で女子高生は亡くなった。聖書を書き写しても、韓国のキリスト教にいる神は彼女を救わなかった。
韓国でいうところのキリスト教の定義を、国際的に、イエスキリストとは関係ないとしたほうが、亡くなった彼女にとってどんなにか救われるのだろうか。
【編集:fa】