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糖尿病になると高血糖もあるが、節制しすぎると低血糖にもなる。特に夏になると、症状的に低血糖と熱中症が似ているために、低血糖で命を落とす人もいる。血糖が低くなると、冷や汗やあくび、手の震え、ひいては意識を失い倒れる人もいる。
韓国のコンビニで倒れた男性がいた。通常は店員が先に見つけるべきだが、たまたまそのコンビニがあった競技場は、その日Kリーグサッカーの試合があったため混雑していた。
倒れていた男性に気が付いたのは、中学生。男性が意識を失う瞬間に「何か甘いものを」と渾身の力を振り絞って話した。中学生は、お金を払ってはいないが、目の前にあったお菓子を男性の口にいれた(オレンジジュース、栄養ドリンク、コーラなども即効性がある。
中学生は学校で応急処置を学んだばかりだった。
酔っ払いなど犯罪の延長戦で倒れたふりをしている人もどこの国でもいるので、一概には低血糖? 熱中症? と善意で助けるのも危険だが…この韓国の中学生のような糖尿患者に優しい子供たちが日本でも増えてほしい。
【編集:fa】