日本では今、消防士や福祉関係の部署配属の公務員が、「せっかく公務員になったのに」数年で辞める人が増えている。昔は我慢というか根性とか退職金が出るまでたえろ! だったのが、別に我慢しなくても自分のメンタルと命の方が大切だという「人間の本能」が出てしまってきたとも言えるべきか。


その他の写真:イメージ

 同時に、定年まであとちょっとなのに、本当に微罪(犯罪案件に軽いも重いもないですが)でつかまって、新聞などでものすごく大きく報道され、退職金をもらえない辞め方をしなければならない公務員もまた増えている。

 そこで、韓国だ。韓国で公務員になれば、犯罪を行っても、退職金が手に入る。

 韓国気象庁の職員が隠し撮りで現行犯逮捕された。判明しているだけで2年間で10回以上~本当はもっと常習化していると思われる。

 しかし、警察での身柄拘束もなく、最後の逮捕から4か月通常勤務を行った。バレてからも、気象庁自体の監督不行き届きが優先されとみえ、懲戒処分のところ、解任に格下げになり、満額退職金をもらって職場を後にした。

 スマホ文化になり、この手の隠し撮り犯罪は確実に増えている。警察でも、また来たかくらい日常茶飯事になっている。検察でも、お約束のように、性暴力犯罪処罰法違反で罰金~日本円で100万円の略式命令を下した。

 本来であれば、公務員犯罪は発覚後10日以内に機関長に通知し、性犯罪容疑者を職位解除し、出勤と給与支給の停止がなされる。今回、監督不行き届きとされたのは、時が過ぎればみんな忘れるという身内(警察も公務員)に甘い体質。


 韓国籍をとって、公務員になったら、なにかと便宜を図ってもらえそうだ。日本の公務員を目指さず、韓国でなってみるのも、将来設計の一つと思われる。
【編集:fa】
編集部おすすめ