しかしだ、そんな人気のあるはずの韓国語=ハングルを、韓国人は捨てたがっているようだ。
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日本でもチェーン店の喫茶店や大型スーパーのトイレなどに、必ず韓国語=ハングルの注意書きがあるというのに、ソウル市の地下鉄の一部区間には、英語を始め他国語の注意書きで埋め尽くされている。あえて、韓国語を使わなくても、韓国人は注意されるようなことをしないということなのか?
カフェや飲食店の看板も「オシャンティ」を狙っているのか、英語で作られている。看板はまだいい、中で食べられればいいのだから。ところが、メニューも、オシャンティに英語メインになっている。中国語やタイ語、ベトナム語単体のメニューで、ハングル表記はない。そのカフェや飲食店は、その国の人だけ使用で、韓国人は行かないのか。
韓国語を学びたいから、韓国に旅行する。なのに、韓国語表示が少ない。旅人たちはすごく戸惑っている。
韓国語でもなく、母国語でもない。スタッフに聞いて、タイ語だと知ることも多いそうだ。
法的には、屋外広告物施行令では、ハングルを看板に用いらなければならないとしている。
韓国人がハングルを捨てたのではなく、韓国に進出した外資が、韓国で失敗してもまた別の国で再利用するのか、いやいやそんな貧乏くさいことはしないだろう。
他国人がハングルを求め、韓国人が多言語を求める。そうして、人はすれちがっていく。
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