かなり怖~い話で、エ~嘘と思われる方も多いと思うが、韓国では、食べ残しのリサイクルをしている飲食店もあるという。前の客の使った食器を洗わないのもありだときく。
コロナ禍の時に、そのすばらしいリサイクル精神に政府がNOを突きつけ、使い捨て食器(スプーンや箸など含む)が推奨されたが評判はよくなかった。逆に日本人として、使い捨てじゃないのを怒ることが不思議だった思いがする。

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 さて。ソウル市では、毎月のようにいろんなお祭りや集会が開かれている。そこでは、テイクアウト用に、プラスチックやビニール、紙コップなど「ゴミの山」問題があった。
しかし、市は「リユーザブル容器」導入で、ゴミの削減に乗り出した。

 とりあえずは、市が主催する参加予想人員1000人以上のイベントの際に使い捨て用品使用禁止にした。これは「廃棄物管理条例」の改正で可能になった。

 皿やコップ、スプーンや箸など30万個をリユーザブルにするという。
会場のあちこちに設置された回収箱に回収し、専門業者が洗浄し、殺菌作業を行い、翌日(祭りが2日間など複数日の場合)再利用する。
すでに実験的に昨年再利用されたが特に問題もなく、訪れた住民は大絶賛した。

 この祭りの期間、区長自ら飲食市場から移動式フードトラックまで随時点検が予定されている。


 環境に優しい。確かに多岐にわたって節約になるし、地球に優しい。しかし、これからインフルエンザの季節でもあるし、普通の風邪になり果てたコロナも待ち構えている。このウィルスを持ち込むのは、飛沫感染であろうと「人間」である。

 ゴミ減少を取るか、人間の健康を取るか。まあ、使いまわしで韓国人だけの甚大な健康被害出ていない歴史からみたら、いいのか、いいんだ。きっと。
【編集:fa】
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