帰ってきたトランプ大統領に期待する、北朝鮮
イメージ 画像（1枚）
　2024年11月、帰ってきたトランプ大統領に、北朝鮮が歩み寄ろうとしている模様だ。アメリカに強い外交官を外務省幹部に起用している。
専門家は『アメリカは、北朝鮮に対してロシアへの兵士の派遣をストップするように求めるだろう。北朝鮮の金正恩委員長が100％核放棄することはありえないので、具体的な落としどころの調整が困難で見えにくい。まず、人道支援として、大量の食糧支援の確約に漕ぎつけたいのが本音』と話す。

【その他の写真：イメージ】

　これまでの経緯。

　2018年6月12日: シンガポールで初の米朝首脳会談が開催された。トランプ大統領と金正恩委員長が会談し、朝鮮半島の非核化について合意した。

　2019年2月27-28日: ベトナムのハノイで2回目の米朝首脳会談が行われたが、非核化の具体的な進展はなく、合意には至らなかった。

　2019年6月30日: 韓国の板門店で3回目の米朝首脳会談が行われた。トランプ大統領は現職の米大統領として初めて北朝鮮の地を踏み、金正恩委員長と会談した。

　これらの会談は、米朝関係の改善に向けた重要なステップだったが、具体的な成果を上げるには至らなかった。
【編集:af】
編集部おすすめ