【その他の写真:調印式】
この覚書の締結により、ダバオ市内の3つの公立小学校の第5年生の音楽授業で、リコーダーを用いた音楽教育の試験導入が支援される。ヤマハは、公教育における音楽と楽器を使った活動の普及を目指す「スクールプロジェクト」の一環として、日本型音楽教育の知見を活かした教員研修を行い、年内の授業開始を目指す。この協力を通じて、ダバオ市における教育の質の向上に貢献する。
ヤマハは2015年から新興国を中心に「スクールプロジェクト」を展開しており、これまでにマレーシア、インドネシア、ベトナム、インド、ブラジル、アラブ首長国連邦、エジプト、コロンビアの8か国で累計422万人(2024年9月末)の子どもたちに音楽・楽器演奏の機会を提供してきた。
ダバオ市では、毎年カダヤン祭りが行われ、完成度の高い子ども達のダンスパフォーマンス大会も行われている。また、フィリピンはホームカラオケも盛んで、音楽を楽しむ人々が多い国だ。
【編集:af】