
たまに少し贅沢して高級な紅茶の茶葉を買ってみたりすることがあるのだが、貧乏性で少しずつ飲むからか、結構余らせてしまうことがある。気付けば賞味期限を過ぎていたりすることも。
せっかくいい紅茶を買ったのだから捨ててしまうのは心苦しい。こういったときはどうするべきなのだろう。大阪・梅田に店舗を構える英国紅茶の専門店「ロンドンティールーム」にお話を伺った。
■きちんと保管してあったものであれば問題なし
賞味期限を過ぎた紅茶は飲まない方がいいのだろうか。
「きちんと管理された紅茶であれば問題なく美味しく飲めます。きちんと管理されたというのは、冷暗所(冷蔵庫は不可です)で、密封された缶などで保管された茶葉ということです。しかし保管状態が悪ければ1ヶ月で劣化することもあります」(ロンドンティールーム)
なるほど、賞味期限が切れたからといって飲めないわけではないのか。そのためには日ごろからきちんとした保存法を心がける必要がありそうだ。紅茶の保管方法についてさらに詳しくうかがってみた。
「例えば500グラムとか1キロといった量の紅茶を買ったとします。その場合、まず、必ず茶葉がすべて入る大きさの缶に、密閉された状態で保管していただきたいです。その上で、小さな缶を用意し、1か月のうちに使い切れるぐらいの量をそちらに移します。小さな缶の方は日常的に開け閉めしても、1か月のうちに使い切るのであればそれほど品質は落ちません」(ロンドンティールーム)