気温が高くなってきた、2024年6月現在。

夏が近付くにつれて、気を付けなくてはいけないのは、食べ物の保存でしょう。

料理を作り置きする際には、適切に保存をしなければ、食中毒を起こす可能性があると、東京都墨田区(以下、墨田区)のウェブサイトが注意を呼び掛けています。

セレウス菌の食中毒に気を付けて!

チャーハンやピラフ、オムライス、ドライカレー、スパゲティなどは、子供から大人まで幅広い世代に愛されている料理でしょう。しかし、米や小麦などの穀類は、土壌に接する機会が多く、セレウス菌が付着している可能性があるといいます。

ほかの食中毒菌に比べると家庭での発生は少ないものの、セレウス菌による食中毒を発症すると、吐き気やおう吐などの症状が現れるので、注意が必要です。

そこで、墨田区は、菌を取り込まないための、3つのポイントを挙げています。

・調理したら、速やかに食べましょう。

・加熱調理した食品を冷ます時は小分けにして、すばやく冷ましましょう。

・加熱調理した食品を保存する時は、10℃以下または55℃以上にしましょう。室温放置は絶対にいけません。


墨田区 ーより引用

調理した料理は、その日に食べきるのが理想です。万が一、余ってしまった時には、粗熱を取ってから、10℃以下で保存するか、保温室がある場合は、55℃以上で保存しましょう。

調理後の料理をそのまま室温放置してしまうと、菌を増殖させてしまうので、絶対にしないでください。

夏は特に、食中毒対策を心掛ける必要があります。墨田区が教える3つのポイントを覚えておきましょう。

[文・構成/grape編集部]

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