こまめに掃除をしていても、どこからか漂ってくる嫌なニオイ。
そんな時に参考になるのが、『ずぼらママの簡単掃除』を発信している、みーこ(mico__kurashi)さんの掃除術です。
本記事では、みーこさんのInstagramから、無理なく清潔さを保てる方法やニオイを解消する工夫を紹介します。
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ゴミ箱や靴のニオイは重曹で解決!
家の中で嫌なニオイを感じたら、まずはゴミ箱をチェックしてみましょう。
ゴミ袋を交換してもニオイが残る時は、蓋の裏側に生ゴミ由来の雑菌が溜まっている可能性があります。そんな時には、『重曹』を使った掃除がおすすめです。
スプレータイプの『重曹』を蓋の内側に吹きかけたら、乾いた布巾やキッチンタオルでしっかり拭き取ってください。

靴や下駄箱のニオイ対策には、伝線したストッキングに粉末の『重曹』を入れ、口をしっかり結んで靴の中に入れておきましょう。翌朝にはニオイがやわらいでいるはずです。


ストッキングがない場合は、ティーバッグに『重曹』を入れる方法でもかまいません。
靴に付着した老廃物は酸性のため、アルカリ性の『重曹』で中和すると、ニオイ対策に効果的です。さらに、吸湿作用によって菌の繁殖を防ぐ効果も期待できます。
なお、『重曹』の消臭効果の持続期間は、ゴミ箱の蓋で1~2日、靴や下駄箱では2~3か月程度が目安です。
場所ごとに消臭アイテムを使い分けてみて
キッチンで発生するニオイの中でも特に厄介なのが、肉や魚を調理した後の生臭さです。これらのニオイはアルカリ性の性質があり、ゴミ箱やまな板に残ることもあります。
そんな時は、酸性の『クエン酸』を使いましょう。
生ゴミや三角コーナーに使う場合は、水気をよく切ったうえでクエン酸スプレーを吹きかけるだけでOK。

まな板には、キッチンペーパーを敷いてからスプレーし、15分ほど置いた後に水拭きしてしっかり乾燥させましょう。
また、トイレのニオイの原因であるアンモニアもアルカリ性のため、『クエン酸』を使った掃除が有効です。

床や便座、流しレバーなど肌に触れる部分にも使えるので、1本あると重宝するでしょう。
電子レンジのニオイには、『アルカリ電解水』を活用してください。庫内に付着した食材カスに由来するニオイやベタつきを取り除けるだけでなく、除菌にも効果的です。

『アルカリ電解水』は、水を電気分解して作られた強アルカリ性の液体で、洗剤を使いたくない電子レンジや冷蔵庫の内側にも安心して使用できます。食べ物を扱う場所の掃除にもぴったりです。

思わぬ場所に潜むニオイの原因も、『重曹』や『クエン酸』、『アルカリ電解水』といった身近なアイテムで手軽に取り除けます。
ゴミ箱や靴、キッチン、トイレ、電子レンジなど、気になる場所を見直して清潔に保ちましょう。
[文・構成/grape編集部]