
多様性を受け入れる社会作りや、国際化社会にともない、近年、耳にする機会が増えた『ポリティカル・コレクトネス』という言葉。
差別や偏見を防ぐため、政治的、社会的に公正かつ中立な言葉や表現の使用を指し、日本では『ポリコレ』と略して使われることも多々あります。
では、このポリコレに配慮して誰もが知る有名な都市伝説『口裂け女』を描いたら、どうなるでしょうか。
イラストレーターの山口カエ(@yamakae)さんが投稿した漫画『ポリコレに敏感な人』をご紹介します。




ポリコレに敏感な人 pic.twitter.com/iLsDMCnrPG
— 山口カエ (@yamakae) July 17, 2020
まず、「私、きれい?」に対して、容姿といった外見だけを褒めてしまうのはダメ。
なぜならば、美醜によって相手を評価する『ルッキズム』的思考になってしまうため、漫画の中で男性は、コートという相手のセンスを褒めています。
さらに、裂けて大きくなった口という外見の特徴をネタにするのも、ポリコレの観点からはタブーとされています。
結果、怖がられるどころか、励まされてしまった口裂け女…。社会の風潮を汲んだ結果ですが、口裂け女は納得してしまっていいのでしょうか!
【ネットの声】
・最後の高速で走るおばあさんたちにやられた。
・「トウモロコシ食べやすそう」で笑っちゃった。
・ポリコレが絡むと、こうも自分に素直な表現が出来ないのか…。
ポリコレというものが、どういった考えのもと生まれたものなのか、ユーモアを交え分かりやすく描かれた山口カエさんの作品。
極端にポリコレを気にしすぎるのもどうかと思いますが、差別をなくすという考え方そのものは素晴らしいことです。
今一度ポリコレが求められている背景や、正しい付き合い方を学びたいですね。
[文・構成/grape編集部]
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