
生活雑貨などを取り扱うメーカー『無印良品』が、2020年10月に生理用ナプキンを発売し話題になっています。
日本で売られている生理用ナプキンというと、一般的に花柄など華やかなデザインの商品が多いのですが、発売された新商品は、シンプルで一見ナプキンだとは分からないような見た目をしているそうです。
朝の情報番組『グッとラック!』(TBS系)では、生理用ナプキンについて特集。シンプルなデザインの商品が人気を集める背景について、スタジオのゲストの間で議論が飛び交いました。
『生理用ナプキン』を買うのは恥ずかしい?
番組では無印の担当者に取材。目立たない生理用ナプキンを開発した背景には、「キラキラしたパッケージが買いにくい」という消費者の声があったそうです。
女性の『恥ずかしい気持ち』をシンプルなデザインで解消できるということから、開発された無印の生理用ナプキンは、発売後ネット上で「購入時のストレスを感じずにすむ」と称賛の声が寄せられたといいます。
しかし、華やかなデザインのパッケージにも「生理期間中の憂うつな気分を少しでも明るく過ごしてほしい」いった狙いもあるとのこと。どちらが好みかは人によって違うでしょう。
そもそも生理を「恥ずかしいもの」とする意識を変えたほうがいいのではないかという意見がスタジオで上がりました。
実際に、生理用ナプキンを店舗で購入する時に、恥ずかしさを感じる女性は多く、コメンテーターとして出演した女優の星野真里さんも「今は気にしていないけれど、学生の頃はレジに生理用品を持って行くのに抵抗感があった」と話しています。