
2020年は新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)が流行し、年末になっても感染者数は減少していません。
同年12月現在、重症者数も増えており、医療体制がひっ迫している地域が出てきました。
そんな中迎える、新年。東京消防庁によると、毎年12~1月にかけて餅などによる窒息事故が増加しているといいます。
ロックバンド『打首獄門同好会』の大澤敦史さんは、Twitterである呼びかけをしたところ多くの人から共感の声が寄せられました。その投稿がこちらです。
あと10日で新年だけど
— 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) December 22, 2020
今年はこういう呼びかけを
しておいた方が良い気がする pic.twitter.com/Vz7po3ePyd
今年の正月はさ、お餅はやめとこっか!
東京消防庁が公開しているデータによると、餅などによる窒息で救急搬送される約9割は、65歳以上の高齢者が占めているといいます。
過去5年間で、救急搬送がもっとも多い時期は1月、次いで12月が多いのです。さらに2021年の新年は、コロナウイルスで医療はひっ迫しているでしょう。
大澤さんは続けて、お餅を控えるよう呼びかけた理由を説明しました。
毎年この時期だけで1,000人超の窒息死を誘発しているとも言われる
— 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) December 22, 2020
お年寄りキラー
それは餅
こわいぞ餅
今年はリアルに
医療期間も余裕無いだろうし
じいちゃんばあちゃん
気をつけた方がいいと思うぞ
餅に
まあ真面目に話を付け加えると
— 打首獄門同好会 (@uchikubigokumon) December 22, 2020
実際3日で死者1,000人級の勢いで救急車出動増えたら
今の医療機関には相当キツいだろうし
担当もきっと呼吸器官診られる医師になるでしょ
コロナと負荷がかぶりそうだ
で結果、迅速な措置が難しくなると
患者側もリスク増えるわけで
「今年だけは」とは思うよ〜
また、「せめて日程は妥協したほうがいいと思うのよな。三が日の飯時に同時多発、しかも1分1秒を争う『窒息』って、今の疲弊した医療機関には無理すぎると思う」と持論を展開。
投稿には「確かにマジでやめてほしい」「ちょうど高齢者に忠告したところだった」「しっかりいい聞かせてくる」「本当にその通り」などの声が寄せられていました。
自身の命を守るためにも「自分は大丈夫」と過信せずに、餅を食べるのを控えたり、細かく切ってノドに詰まらせないよう対策をしたりしてもらいたいですね。
[文・構成/grape編集部]
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