結婚式での誓いのキスは、唇が良い?おでこが良い?どこがいい?...の画像はこちら >>
チャペルでの結婚式には「誓いのキス」がつきものです。
「でも、どこにキスすべきなの?」と悩んでいるカップルはいませんか。

誓いのキスの場所について解説します。

知ってた?誓いのキスの意味とは

そもそも、なぜ結婚式で「誓いのキス」をするのでしょうか。
式を盛り上げるためではありませんよ。
実は、キスには言葉を封じ込めて、愛を永遠のものとするという意味があるのです。
そのため、結婚式では「病めるときも健やかなるときも、この男性(女性)を夫(妻)にして愛し合いますか?」という神父さんの問いかけに「はい、誓います」と答えたあとで、ベールを上げてキスをします。
熱いキスが愛の言葉のフタの役目をするわけです。

やはり「唇」にキスすべき?

誓いの言葉を封じ込めるという本来の目的から考えると、「唇」が一番ふさわしい場所だといえそうです。
二人の仲の良さをアピールするのにもピッタリですね。


しかし、家族や親族、たくさんのゲストの前で唇を合わせるのは恥ずかしいという照れ屋さんも多いでしょう。
特に日本人は人前でキスをするのには不慣れですから、花嫁さんか花婿さんのどちらかが唇へのキスを嫌がるかもしれませんね。

やさしく「頬」にキスするのもいいね

唇でなく「頬」にキスするカップルも多くいます。
頬へのキスならば恥ずかしくありませんし、花嫁さんの口紅が花婿さんの唇に移ってしまう心配もありません。
頬へのキスというと、たとえば赤ちゃんにママやパパがキスをする場合などがイメージされて、家族的で温かい雰囲気が漂います。

長身の彼なら「おでこ」もあり

花婿さんが背の高い男性である場合は、「おでこ」にキスをするのもいいでしょう。
このスタイルでは男性が背をかがめて女性の額に口を近づけますから、「この人を守っていくぞ」という花婿さんの強い気持ちが表現されます。

「手の甲」も可能

顔にキスするのはどうしても恥ずかしいというカップルは「手の甲」にキスをすることもできます。
花婿さんが花嫁さんの手をとって唇を当てるという方法です。
厳粛で真面目な雰囲気を醸し出してくれます。

二人で事前に話し合っておこう

お互いに納得できればキスはどこにしてもいいのです。
ただし、結婚式の前に二人でキスの場所について打ち合わせておくことが大切です。
花嫁さんは唇のつもりで正面を向いていたけれども花婿さんは頬にキスしようとしたので首をカメのように伸ばさなくてはならなかった、なんてこともありますから。
少しだけでもいいですから練習して、式に出席した人たちがため息をもらすような素敵なキスを見せたいものです。


二人の愛の証として美しいキスシーンを演出しましょう。