~中小工場のIoT化最前線:3~稼働状況も職員の体調も見える化!

 自社は安泰だったとしても、周辺の経済活動が落ち込んでしまっては元も子もない。特に製造業は、材料の仕入れや部品の納入など、企業同士の結びつきが強い面がある。周辺が地盤沈下する中で自分たちの足下だけを気にしていてもしょうがない、ということだろう。

 IoTは見えなかった部分を“見える化”することに長けたツールだ。今まで、見えていた部分だけで考えていては行き届かなかった工夫やアイデアが、より深化していくことが期待できる。ブラックボックスに光を当てるIoTをうまく使えれば、今までは思いもよらなかった、新しい工夫や効率化が進められるだろう。

■IoTテクノロジーの導入、どんな心構えが必要か

 ITが身近にある業種を除けば、IoTの導入といってもピンと来ずに、二の足を踏むこともあるかと思われる。ここまで見てきた武州工業の事例から、そんな導入時の心構えが読み取れるのではないだろうか。

 ひとつはコンセプトで、“何のためにそのシステムを導入したいのか”という目標・目的の部分。そして、もう一つは効率化するにはどこを“見える化”できればいいかという着目の部分だ。

 武州工業では“地域に根ざし雇用を守る”という大目標があり、そのために一個流しという生産方式に着目した。そして、一個流し生産の効率を最大化する目的のために、Web生産管理に着目し、BIMMSという独自のシステムを作り上げる。やがて、BIMMSの働きをさらに高めるために機械の稼働率に着目し、そのカウンターとしてIoTを導入した。...続きを読む

あわせて読みたい

気になるキーワード

HANJO HANJOの記事をもっと見る 2017年1月17日のIT記事
この記事にコメントする

\ みんなに教えてあげよう! /

新着トピックス

ITニュースアクセスランキング

ITランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

トレンドの人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

最新IT業界情報やiPhoneやAndroidやガジェット、話題のサービス、IoT情報、スタートアップにまつわるニュースをお届け中。