夢は『ガンダム』のスペース・コロニー!?  Amazon創業者が描く、月開発と宇宙植民の野望

 もともとベゾス氏とトランプ大統領の関係は最悪で、これまでも政治やビジネス、個人的なスキャンダルに至るまで、さまざまな面で対立を繰り返してきた。それでも、こうしたトランプ大統領に迎合したプランを即座に打ち出せるところをみるに、じつに機を見るに敏な人物といえよう。

◆地球を救うための宇宙植民という究極の目標

 もっとも、ベゾス氏にとってブルー・ムーンの開発や、そもそもブルー・オリジンという会社を立ち上げた本当の目的はほかにある。2024年に月に宇宙飛行士を送り込もうというのも、地球と月間にAmazonのような物資輸送サービスを展開しようというのも、そのための手段、通過点に過ぎない。

 ベゾス氏はかねてより、ブルー・オリジンを立ち上げた動機を「人類が宇宙に進出し、活動の場とするため」だと語っている。つまり、人類の経済圏を宇宙にまで広げようというもので、月の経済開発はまさにそのひとつである。

 ベゾス氏はまた、都市のような巨大な宇宙ステーション、いわゆる「スペース・コロニー」の建設についても言及。もちろん月着陸とは違い、スペース・コロニーは一朝一夕に造れるものではないが、ベゾス氏は「自分の子ども、あるいは孫の世代で実現できるよう、その基礎を造りたい」とし、そのためにニュー・グレンやブルー・ムーンといったロケットや宇宙船などの開発を行っているのだと語った。

 なぜ、人類を宇宙に進出させようとしているのか? その目的をベゾス氏は「地球を守るためだ」と語る。

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