韓国と間違えて北朝鮮へ……? 金日成総合大学の、個性的な外国人留学生<アレックの朝鮮回顧録4>

韓国と間違えて北朝鮮へ……? 金日成総合大学の、個性的な外国人留学生<アレックの朝鮮回顧録4>
金日成総合大学の留学生宿舎の前で、留学生たちと
◆個性豊かな留学生仲間たち

(前回、紹介した)95%の中国人留学生を除外すると、他の国籍の長期留学生は数人のみである。

 そして博士課程であった私を含む数人以外は、すべて本科生であった。ラオス人2名、ベトナム人5~6名、カンボジア人1名、モンゴル人1名、カナダ人1名。そして、オーストラリア人1名(私)だけだ。

 アフリカ、東ヨーロッパなどから来た学生たちは過去に多かったが、現在はいない。ラオス、ベトナム、カンボジア、モンゴルから来た学生たちはすべて、該当国の平壌駐在外交官と大使館職員の子供達で、大使館にしばしば出入りしたり、大使館で暮らしていたりもする。

 数年前、フランスから来たある女学生が平壌に長期滞在していたが、彼女は中国の男子学生と恋に落ち、卒業後に中国で暮らすようになった。

 もちろん、特別に珍しいのは西洋から来る学生だ。私がいた時は4人しかいなかったが、私とカナダ人、そしてスウェーデンから来た半年・1年間の実習生2人だった。

◆カナダから来た、韓国出身の学生もいる!

 私の知るカナダ人学生は、おそらくほぼ確実に、北米から来た最初の在北留学生である。彼の人生は非常に興味深い。「統一の化身」というニックネームで呼ばれていた彼は、ソウルで生まれた韓人であり、幼い頃にカナダに移住してカナダ国籍を取得した。

 そして彼の両親が平壌科学技術大学で働くため平壌に移住し、彼は平壌の文繍洞外交団にある平壌外国人学校の高等部を出た後、金日成総合大学の学士課程に入った。彼は平壌で10年ほど暮らし、イントネーションは平壌とソウルの中間くらいである。

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