日本を知る外国人が指摘する、「日本で感染症が広がりやすい」と思えるワケ

 現在、次のフェーズへと移った日本において、もはや軽度の症状で病院へ行き受診することは、他人にウィルスを移したり、逆にただの風邪だった状態からウィルスを移されたりする危険性をはらむ。

 実際に国内の感染者を見ると、院内でヒトヒト感染したと思われる医師や看護師、患者も多い。受診するタイミングを誤れば、病院は「病を治す」ところから、「ウィルスをもらいに行ってしまう」ところへと様変わりしてしまうのだ。

 とりわけ病院には基礎疾患を持った病人、抵抗力の弱い子どもや高齢者が多いため、感染すれば重症化する危険性も高まる。

2.「正装」を求める現場

 日本には、「客の手前や公共の面前では“正装”でいなければならない」という謎な感覚がある。百貨店などでのマスク着用禁止や、「Ku Too運動」への反発などがそのいい例だ。

 マスクにおいては、2年ほど前にハーバー・ビジネス・オンラインでも「日本人の”マスク愛”の根源は何なのか? その周辺にある感情を探ってみた」なる記事を書いたが、今回の新型肺炎騒動以降、マスクに対する感覚は若干変わったように感じる。

 中でも思うのが、黒をはじめとする「色付きマスク」に対する抵抗感が若者を中心に大きく減ったことだ。「自分は黒マスクはしない」としても、他人の装着を受け入れる人は確実に増えた。もはや現在はマスクの色にこだわっている場合でもなくなったと言えるだろう。

 しかし、不特定多数の客と接する店員やスタッフのために「マスク装着にご理解ください」なる断りの掲示板が貼られたり、この期に及んで「マスクの色は白以外着用禁止」とする教育機関や団体が存在することに鑑みると、いまだ「予防」より「見た目」が大事なのかと思わずにはいられない。

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2020年2月23日の経済記事

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