
新しいタイプの保険も林立する中、食肉の輸入卸業者「G.U.サプライヤーズ株式会社」が「お肉の保険」とも言えるサービスを開始。いったいどんなサービスなのか、取締役社長の草間弘人氏に話を聞きました。
◆毎月1~2キロの肉が届く
今回誕生した「ブラック・スワン食糧保障」とは具体的にどんな制度なのでしょう。草間社長はこう説明します。
「1口1万円の加入金を一度お支払いいただくと、そこから一年以内に食糧危機が起こった場合、10か月の間毎月、鶏肉なら2キロ・豚肉なら1キロのお肉をお届けするものです」
加入金の有効期限は1年間で、一人5口まで、一家族で25口まで加入することができます。また継続して加入金を支払い続けるにつれて、一口当たりの料金が安くなる仕組みです。
コロナウイルス拡大時に起きた「買い占め」は記憶に新しく、食糧危機が起きれば同じ状況になることが容易に想像できます。
同サービスは、万が一そうなった場合でも、買い占めパニックに巻き込まれずに済むという、まさに「お肉の保険」といったサービスなのです。
肉の品質にもこだわっています。非常食といえば、かつては「その場しのぎの食」というイメージでしたが、ここ数年は美味しさも追求されてきています。このサービスで届けられる肉について草間氏はこう語ります。