N国党が始めた、批判者を標的とした「誹謗中傷示談金ビジネス」。被害者は心を病む人も

       
 あまりに壮大すぎるスケールの話だが、標高8848メートルのエベレストの頂上にも、マイナス50度に達する南極点にも立ったことのあるスーパーアスリートにして、年収10億円の超敏腕弁護士にして超敏腕実業家の福永活也弁護士が、今、立っている場所は、立花孝志の隣である。

 立花孝志は最近、この福永活也弁護士と組み、ネット上の誹謗中傷対策に乗り出すことを宣言して、自分たちに向けられたネット上の批判に対し、手当たり次第に発信者の開示を求める仮処分の裁判を起こしている。

 この手の裁判に少しでも知識がある人なら「何をしているんだ」と眉をひそめるかもしれない。というのも、この仮処分は本裁判の手前の手前に過ぎず、その道のりは険しく遠い。エベレスト登頂で言うところの、麓の村までやってきたというレベルである。この仮処分で得られた情報から、今度はプロバイダーに対して裁判を起こし、その裁判で勝って初めて個人情報を割り出すことができ、そこからようやく本裁判に臨めるわけで、政治家である立花孝志になんらかの罵倒の言葉を言ったところで、そんなものが即名誉毀損にあたるとは考えられない。政治家である立花孝志が名誉毀損の裁判を起こしたところで、1円も取れそうにないのである。

 それでも、立花孝志と福永活也が開示請求の手を緩めることはない。
 第1弾として16アカウント、第2弾、第3弾と次々に開示をしているといい、これからも手当たり次第に裁判を起こすとしている。いくら福永活也弁護士が無料で引き受けているとはいえ、どうせ1円も取れない裁判のためにセコセコと書類を作り、下手すれば2年近くかかるかもしれない裁判の話をしているのだから、こんなにマヌケなことはない。

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2020年10月25日の経済記事

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