人が立ち入れない災害現場を探索 ミミズ型ロボ 世界初

人が立ち入れない災害現場を探索 ミミズ型ロボ 世界初
人や救助犬が入り込めないガレキの隙間など災害現場での活躍が期待されるミミズ型ロボット(提供:タウ技研/NEDO)

 ミミズのようにクネクネと動きながら、人間や災害救助犬が立ち入ることができないガレキの下に潜り込んで、被災した人を探す世界初のワーム(ミミズ)型ロボットを開発したと新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が発表した。9月に神奈川県で実証実験を行う。



 2012年に山梨県を走る中央自動車道の笹子トンネルで、天井板が落ちて車が下敷きになり、9人が死亡した事故が起きたことをきっかけに、高度経済成長期時代に建造されたトンネルや橋などの老朽化が問題になっている。



 NEDOはこういった背景のもと、経年劣化した社会インフラの状態を把握できる監視システムの技術とともに、災害現場で活躍するロボットの開発を進めている。



 このワーム型のロボットは、神奈川県横浜市の電子機器メーカー、タウ技研が、トンネル崩落や倒壊した建物のガレキ内部を探索するために開発したもの。複数の関節を持ったワーム型ロボットに、キャタピラ型のロボットを組み合わせた構造になっている。



 目標地点までキャタピラロボで移動し、キャタピラでは走行ができない急斜面や段差のある場所では、ワーム型ロボがガレキの隙間などに入り込み、先端に搭載されたセンサーで周辺のようすや被災者の心拍数や呼吸などの情報を収集するという。



 9月には相模原市の「ロボット産業特区」で消防のガレキ施設を利用して、ロボットの実証実験を行う予定だ。NEDOは「ワーム型のロボットは実用レベルでは世界初。実証実験を通じて、早期の実用化を目指したい」と話している。

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