関東を襲った「線状降水帯」 防災科研が動きを3D化

関東を襲った「線状降水帯」 防災科研が動きを3D化
関東地方に甚大な水害をもたらせた「線状降水帯」について、防災科学技術研究所はレーダーで解析した雨雲の動きを動画で再現。画像は9日午後4時40分、房総半島をはさむように2本の積乱雲が関東上空で合流しているようす(提供:防災科学技術研究所)

 今月9日~10日にかけて、鬼怒川の堤防決壊など関東地方に甚大な被害をもたらした「線状降水帯」について、防災科学技術研究所は、レーダーの観測データを解析して、降水域が栃木から茨城に移るようすを、三次元であらわした動画を公表した。



 防災科研がホームページで公開した動画は、6台の観測レーダーのデータを解析し、9日の午後3時から翌日の午後3時までの24時間の降水域を、時間変化に応じて立体的に再現したもの。



 9日午後4時40分には、房総半島の両側をはさむ2本の帯状の積乱雲が、東京湾と房総半島上空を北進し、関東上空で合流するようすが栃木県周辺で観測された。



 この2本の積乱雲は、10日午前零時に継続して栃木県周辺で合流して大雨をもたらし、午前3時には南北約200キロにわたる巨大な降水帯となって、関東南部に複数の積乱雲の列を形成。



 10日午前7時過ぎに、豪雨の中心が北部の茨城県に移り、同7時45分に茨城県に大雨特別警報が発表された。



 防災科研の研究グループは「房総半島の両側から、2本の降水帯が合流することによって、関東北部で雨が強まったと考えられる。雨雲の動きを示す降水エコーの高さは最大12キロ程度で、昨年広島に土砂災害をもたらせた積乱雲群(高度約15キロ)よりやや低かった」と説明している。

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