原因不明の轟音の正体は…?米東部で地震と勘違い住民続出

原因不明の轟音の正体は…?米東部で地震と勘違い住民続出
米海軍戦闘機のF35CライトニングとF18(提供:U.S. Navy photo courtesy of Lockheed Martin by Matt Short)

 米東部ニュージャージー州で28日午後、海軍の戦闘機が超音速飛行の試験中に、沿岸の住民が爆音を地震と勘違いして州政府や警察に問い合わせる騒ぎがあった。米地質調査所(USGS)は直後に「戦闘機がマッハを超えた際に生じる衝撃波による“ソニックブーム”が原因」だとして、「地震の規模を示すマグニチュードはゼロ(0)でした」と発表した。



 米地質調査所や米海軍の報道官によると、28日は午後1時半から2時半(現地時間)にかけて、メリーランド州の海軍航空基地でF35CとF18戦闘機による超音速飛行の試験を実施。



 F35C戦闘機は飛行中、最高時速1931キロに達し、250キロ以上離れたニュージャージー州まで轟音が届いた。同州沿岸部の住民によると、「爆音は約10分おきに何度も続き、そのうち4回は建物が横に揺れた」と話している。



 直後から州警察や保安官事務所には、緊急番号911の電話のベルが止まらなくなり、とうとう米地質調査所が「これは地震ではない」として、異例のソニックブーム発生を発表した。



 同調査所の報告によると、ソニックブームは戦闘機が試験飛行を行っていた約5時間後にニュージャージー南部から、ニューヨーク州ロングアイランドの沿岸地域一帯で最低でも9回確認されたという。



 海軍の報道官は「超音速飛行の試験はほぼ毎日行っていて、これまで衝撃音の報告は無かった。特定の大気条件が重なってソニックブームが発生した」と分析している。



 ソニックブームとは、ジェット機や戦闘機がマッハ1(音速)を超えたときに起こる衝撃波で、膨大なエネルギーが一気に到達して建物の窓ガラスが割れたり、雷のような轟音がとどろく被害が報告されている。



 ジェット機の高度や気象状態によって発生条件が異なり、ソニックブームが地上に到達するころには戦闘機は発生場所から遠く離れている上空を飛行していることから、しばしば「原因不明の轟音」として今回のような大騒ぎに発展する。

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