風疹患者1万822人 感染ペース依然衰えず

風疹患者1万822人 感染ペース依然衰えず

 国立感染症研究所が25日にまとめた最新の感染症動向調査によると、6月10日から6月16日までの1週間で新たな風疹患者の増加は550例にのぼり、今年に入ってからの累積の患者数は1万822人となった。



 週あたりの増加ペースも前週(6月3日~9日)の517例よりやや増えており、依然流行が衰える兆しはない。
 地域別の週当り増加数では、大阪府の126例、東京都の98例、神奈川県の62例がワースト3。
 特に「風しん流行緊急事態宣言」を発令している大阪府の「不動のワースト1」は依然として変わらず、極めて深刻な状況が続いている。


 また、前週(6月3日~9日)において、神奈川県で先天性風疹症候群(CRS)の発症例1例が報告されている。
 風疹については、免疫のない女性が妊娠初期に感染することで胎児も風疹ウイルスに感染し、先天性の心疾患、難聴、白内障などの障害を引き起こす先天性風疹症候群(CRS)の危険性があることから、国立感染症研究所などでは、近い将来 妊娠する可能性のある女性に風疹ワクチンの接種による予防を呼びかけている。

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