朗報!ビールの苦味でアルツハイマー病予防 ホップ由来の成分

朗報!ビールの苦味でアルツハイマー病予防 ホップ由来の成分
忘年会や新年会で飲む機会が増えるこれからの季節に朗報(画像はイメージ/hiroshi nomura撮影/AC)

 ビールの苦味成分であるホップに、アルツハイマー病を予防する効果があることを、東京大学や学習院大学、キリンの共同研究チームが明らかにした。年末年始に向けて飲む機会が増えるこれからの時期、左党にとっては嬉しい口実になりそうだ。


 急速な高齢化に伴って、日本国内では462万人(2012年)、世界では2430万人近くの人が認知症を患っているとされる。このうち約6割はアルツハイマー型認知症が原因で、脳血管性の認知症患者の数が横ばいであるのに対し、年々増える傾向がある。


 アルツハイマー型は、脳に「アミロイドβ」や「タウ」という特殊なタンパク質が溜まって神経細胞が壊れることで認知機能に障害が起こると考えられているが、現時点で完治させる有効な治療法はなく、予防と早期発見が大切だとされる。


 キリンの健康技術研究所は、東大や学習院大との共同実験で、ホップ由来の苦味成分である「イソα酸」を含むエサをアルツハイマー病のマウスに3カ月間与えた。


 その結果、イソα酸を与えたマウスは、与えなかったマウスに比べて、脳内のアミロイドβの量が5割ほど減少し、認知機能に改善が見られた。脳内の炎症が緩和され、脳内の老廃物を除去する働きを持つ「ミクログリア」が活性化しているのも確認したという。


 研究チームは、「イソα酸には、脳内の老廃物を除去し、アルツハイマー病の進行を抑制する効果があることを世界で初めて解明した」と述べており、来月1日~3日にかけて開かれる「日本認知症学会学術集会」で研究成果を発表する予定だ。


 これまでの研究で、赤ワインに含まれるポリフェノールには、認知症への効果が確認されていたが、ビールの成分についてはあまり研究が進んでいなかった。

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2016年11月29日の社会記事

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