ピラミッドの元ネタは火山? ペルーの海岸地帯で見つかる!

ピラミッドの元ネタは火山? ペルーの海岸地帯で見つかる!
ペルー北部海岸のネペニャ渓谷でピラミッドを眺めるロバート・ベンファーさん(Robert A. Benfer &Andrés Ocás/ Antiquity)

 古代インカ帝国が栄えた南米ペルーの海岸沿いで、半世紀近く前に発見されたピラミッドは、火山を模して作られ、日食を祝うための宗教的な儀式を行う特別な場所だったとするユニークな学説を米国の考古学チームが発表した。



 英国の考古学誌『Antiquity』に掲載された調査報告によると、米ミズーリ大学のロバート・ベンファー名誉教授らのチームは、ペルー北部の海岸に位置するネペニャ渓谷で発見されたピラミッドが、本物の火山丘をモデルにしていた可能性が高いと結論づけた。



 ピラミッドが作られたのは初期アンデス文明(チャビン文化)にあたる紀元前10世紀~紀元前2世紀ごろと推定されていて、15世紀のインカの遺跡「マチュ・ピチュ」の時代をはるかにさかのぼる。最初に発見されたのは1960年代以降、米自然史博物館などの考古学チームが調査を重ねているが、実態調査が始まったのは近年のこと。



 田園地帯のなかでも、明らかに人工物だとわかるピラミッドの高さは15メートル余り。円錐形をしていて、中央の山頂部分だけがえぐれたようにくぼんでいる。



 この不思議な形は従来、後世の侵略者や略奪者がピラミッド内に侵入するために彫ったものだと考えられてきた。しかし、ベンファー教授らは、くぼみ部分を満たす土壌量を、最小でも2135立方メートル、長さ50メートルの競泳用プール1杯分の土壌が必要だと試算した。



「ピラミッド内に侵入するためにこれだけの量の土壌を取り除けば、必ず目に付くでしょう。むしろ最初から、この形を意図して建てられた可能性が高い」と指摘するベンファー教授。


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