保育所でO-157 園児ら集団感染 5歳女児が死亡 京都府長岡京市

保育所でO-157 園児ら集団感染 5歳女児が死亡 京都府長岡京市
電子顕微鏡で見たO-157(CDC)

 京都府長岡京市の保育所で先月、園児ら4人が腸管出血性大腸菌O-157に感染していることがわかり、このうち5歳の女の子が30日に死亡した。



 O-157の集団感染が発生したのは、長岡京市立滝ノ町保育所。同市によると、女の子は先月15日、下痢と嘔吐の症状で病院を受診。その3日後に感染が確認され、入院先で30日に死亡した。



 この女の子を含めて、先月25日までに計4人の園児があいついで感染。下痢などの症状があって感染の疑いがある園児も複数いるという。



 同園は乙訓保健所の指導を受けて二次感染拡大防止のために、先月24日から27日まで保育所を休所し、その間に保育所内の消毒を実施し、手洗い場などの設備改修の検討を行っていた。



 保健所が現在、感染経路の特定を急いでいるが、保育所が提供する給食が原因である可能性は低いという。



 O-157はベロ毒素を作る大腸菌で、汚染された食べ物を食べると、3~5日間の潜伏期間を経て激しい腹痛や下痢、血便などの症状が現れる。



 重症化すると溶血性尿毒症を起こしたり、腎機能や脳症などの後遺症が残るケースもある。健康な成人では症状が出ないこともあるが、抵抗力の弱い子供や高齢者では重症化に至る場合もあり、夏場にかけて要注意だ。

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