箱根山でM2.6の火山性地震も 週末の2日間で90回超える

記事まとめ

  • 箱根山では18日から火山性地震が急増しており、19日にはM2.6が発生するなど、週末2日間の発生回数は90回を超えている。
  • GPS衛星を使った観測では、山体の膨張を示す地殻変動がとらえられている。
  • 気象庁は火口内で噴火が発生する可能性があるとして、警戒レベルを2に引き上げ、火口周辺への立ち入りを禁止している。

箱根山でM2.6の火山性地震「2日で90回超」山体膨張をとらえる(動画)

箱根山でM2.6の火山性地震「2日で90回超」山体膨張をとらえる(動画)
箱根山大涌谷の現在のじょうきょう(気象庁)

 神奈川県の箱根山では、18日から火山性地震が急増しており、19日にはマグニチュード(M)2.6が発生するなど、週末2日間の発生回数は90回を超えている。大涌谷周辺の火口内からはさかんに噴気が噴出しており、地熱の高い状態が続いている。



 箱根山では18日朝5時ごろから、芦ノ湖の西岸と駒ヶ岳付近を震源とする火山性地震が急増。きのう午前9時前に発生したM2.6の地震では、神奈川県の箱根町湯本や湯河原町、静岡県熱海市、三島市、裾野市などで震度1の揺れを観測し、19日は午後3時までに48回発生している。



 気象庁によると、震源は今月上旬は駒ヶ岳付近の深さ4~7キロ付近で発生していたが、最近になってからは芦ノ湖の西岸の浅いところから深さ3キロ付近に移動。GPS衛星を使った観測では、山体の膨張を示す地殻変動がとらえられている。

2015年にも…

 気象庁の機動調査班が19日に大涌谷で現地調査を行った結果、想定火口域内ではさかんに噴気が噴出していたが、噴気孔から熱泥が飛び散った痕跡はなかった。赤外線サーモグラフィの観測では、今年3月26日に比べて、地熱が高い範囲が拡大し、温度も上昇しているという。



 箱根山では、2013年と2015年にも地殻変動のあとに地震活動が活発化し、2015年には小規模噴火が発生していることから、気象庁は今後、火口内で噴火が発生する可能性があるとして、警戒レベルを2に引き上げ、火口周辺への立ち入りを禁止している。

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