利根川 群馬県で氾濫危険水位を超える この大雨の見通しは?

利根川 群馬県で氾濫危険水位を超える この大雨の見通しは?
群馬県みなかみ町の利根川のようす(群馬県水位雨量情報システムの監視カメラより)

 関東甲信地方に降り続く大雨の影響で、21日正午現在、群馬県中部みなかみ町の月夜野橋観測所で利根川の水位が氾濫危険水位を超えた。



 国土交通省関東地方整備局によると、みなかみ町の相俣(あいまた)ダムでは、これまでの大雨の影響で、きのうから1秒あたり100立方メートル近い放流を行っているため、下流の水位が上昇しているという。




【相俣便り】寒冷前線降雨による出水のため、昨日より満水維持操作を実施しています。11時現在の流入量約100㎥/s(5月期としては大きな流量です)ゲート放流量(クレストゲート2門)約92㎥/s、開度1mです。今後も流入量に応じたゲート操作を継続させますので、下流河川の水位上昇に注意してください pic.twitter.com/AuTyTWCWz0


— 国土交通省 相俣ダム管理支所 (@mlit_aimata_D) 2019年5月21日

 気象庁によると、関東甲信地方では21日昼過ぎにかけて雷を伴った非常に激しい雨が降り続き、ところによっては1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがある。



 あす朝までの24時間に予想される雨量は、関東甲信地方、伊豆諸島、東海地方で180ミリの見通しで、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫への厳重な警戒が必要だ。

台風並みの低気圧

 この大雨をもたらしたのは、中国大陸の東北部に居座る台風並みの低気圧。ここから伸びる寒冷前線が、日本海を通って日本列島を南北に縦断している。さらに日本のはるか東の高気圧の縁を暖かく湿った空気がまわりこんで、東日本から北日本に流れ込んでおり、大気の状態が非常に不安定となっている。



 寒冷前線はきょう一日かけて西日本から北日本を通過し、関東甲信地方を通過するのはきょう夕方以降の見通しだ。

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