カリフォルニアM7.1「Big Oneではない」より強力地震の可能性

カリフォルニアM7.1「Big Oneではない」より強力地震の可能性
M7.1の震源に近いカリフォルニア州のリッジクレストの海軍基地ネイバル・エアー・ウェポンズ・ステーション・チャイナ・レイクでは滑走路が分断してしまった(Brian Olson@mrbrianolson)

 米西部カリフォルニア州を2日連続で襲ったマグニチュード(M)6.4とM7.1の地震について、米地質調査所(USGS)の地震学者らは「地震を引き起こした断層システムが成長している」として、これまでよりさらに規模が大きな地震が発生する確率は5~2%だという考えを示した。



 カリフォルニア州では、今月5日午前2時33分と翌6日午後12時19分ごろ(いずれも日本時間)に、M6.4とM7.1の地震が発生。震源地はラスベガスから150キロほど西のリッジクレスト周辺で、サンアンドレアス断層に沿った砂漠地帯だと考えられている。



 震源付近では、広い範囲で地割れや道路の分断が確認されており、複数の専門家が「断層活動が活発化している」という見方で一致している。

サンアンドレアス断層とは…?

 カリフォルニア州には、南部から西部にかけて約1300キロにわたって伸びる巨大なサンアンドレアス断層が存在しており、断層活動によって周辺は地震の多発地帯となっている。



 1906年4月には、推定M7.8のサンフランシスコ地震によって、3000人近くが死亡し、サンフランシスコの街が壊滅するなど、1800年から1918年にかけてM6.5以上の巨大地震が8回(今回の地震を除く)起きている。


 それ以降も、サンアンドレアス断層が直接の震源とは言えないものの、1989年のM6.9(ロマ・プリータ地震)、1994年のM6.7(ノースリッジ地震)、2004年のM6.0(パークフィールド地震)といった具合に、一定周期でM6級以上が発生していることから、米国の地震学者にとっては、次の「Big One(大地震)」の前兆をとらえることが課題になっている。



 USGSの地震学者でカリフォルニア工科大学のルーシー・ジョーンズ(Lucy Jones)博士は「1週間以内にM7.1以上の地震が発生する確率は2%だ」として、これまでの2回は本震ではなく、より大きな地震(ビッグ・ワン)の脅威は迫っていると述べている。



 さらに地球物理学者のロバート・グレイヴス(Robert Graves)博士は、「より大きな地震が続いて起こる可能性は5%だ」と推測している。

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