5月に三陸復興国立公園が誕生 自然公園を再編して 環境省

 東日本大震災の津波被害を受けた三陸海岸沿いの自然公園が再編され、青森から宮城にわたる長大な「三陸復興国立公園」が誕生する。まずは5月に青森の種差海岸階上岳(はしがみだけ)県立自然公園と岩手の陸中海岸国立公園が、同公園として統合されると環境省が26日に発表した。


 三陸復興国立公園は、青森、岩手、宮城の3県にまたがる三陸海岸沿いの自然公園6カ所が1つの公園として再編されるもの。5月に統合される2公園のほかに、南三陸金華山国定公園、気仙沼県立自然公園、硯上山万石浦(けんじょうさんまんごくうら)県立自然公園、松島県立自然公園の4つが編入されていく予定。


 三陸海岸は古くから、特徴的な地形による自然景観や海岸美を特徴としており、震災前は年間900万人以上の観光客が訪れていた。今回の再編を機に、青森県八戸市から福島県相馬市まで全長約700キロに伸びる散歩道「みちのく潮風トレイル」も整備される。


 環境省では、同公園を中心として後世に津波被害を伝えつつ、今後も地域復興を推し進めていくという。


 

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