御嶽山噴火前 「現地調査不十分だった」気象庁

御嶽山噴火前 「現地調査不十分だった」気象庁
昨年9月に噴火した御嶽山について気象庁は噴火前に火山性地震を観測していたにもかかわらず、現地調査を行わなかったことを明らかにした(写真は2月24日の御嶽山 長野県警)

 昨年9月27日の噴火で、戦後最多の57人が死亡した御嶽山について、気象庁は10日火山噴火予知連絡会の検討会終了後に会見を行い、噴火の2週間以上前に火山性地震を観測した後も、現地調査や研究者との意見交換を行わなかったことについて「不十分だった」と認めた。



 気象庁では、昨年9月10日に御嶽山で火山性地震を10回観測した翌11日に地震多発を伝える「解説情報」を出して、名古屋大学の研究者らとメールで意見交換したが、その後はやりとりを行わなかったという。



 さらに、噴火のあった同27日までに御嶽山では317回の火山性地震を観測していたが、この間、現地への調査は行わず、噴火警戒レベルは”平常”を示す「1」を維持したままだった。



 専門家で作る気象庁の火山噴火予知連絡会では10日に検討会議を行い、火山の観測体制について、今後は「現地観測」や「地元への情報収集」「大学との意見交換」に力を入れるよう指摘した。



 検討会終了後、気象庁の北川貞之火山課長は記者会見で、「当時の観測データから、現地で前兆現象がとらえられるとは考えなかった」と説明したうえで、「今後は現地調査に出向くようにしたい」と話した。また、噴火警戒レベル「1」を維持したことについては、「(評価する)力が足りないことは認識している」と述べた。

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