ポータブルオーディオ真っ盛りの昨今だが、プロダクトとしての佇まいにおいては据え置き型のプレーヤーのほうが勝るし色あせない。

もちろんすべてのモデルがデザンコンシャスというわけではない。

このAura note V2のような、希有なスタイリングのモデルに限る。

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Aura note V2はレトロフューチャーモダンなデザインが魅力のアンプ内蔵CDプレーヤーだ。デザイナーは騎士の名誉称号を持つプロダクトデザイナー、ケネス・グランジ。

1997年に描かれたオリジナルスケッチを元に初代noteが誕生したのは2006年で以後モデルチェンジを繰り返しながらも、エクステリアとユーザーインターフェースはそのまま受け継いでいる。

世界で最も美しいアンプ内蔵CDプレーヤー「Aura note V2」

ガラスのリッドを指でスライドさせ、メタルディスククランパーを外し、CDを置き、ディスククランパーで押さえ、ガラスリッドを元に戻してPLAYボタンを押す。

タッチパネルで選曲から再生コントロールまで可能なスマートフォンやモバイルプレーヤーと比べると、あまりにも前世代的。

だが、それがいい。アナログレコードを聴くかのような音楽と向き合うための儀式が、マニュアルなスポーツカーや自動巻腕時計といった“男のギア”の雰囲気を醸している。

アンプを内蔵しているため、あとはスピーカーさえあればシステムが完成する。またUSBでPCと接続することも可能。192kHz/24bitのDACとしても利用できる。

世代を超えて受け継いでいけるプレーヤーかもしれない

洋の空間だけではなく和の空間ともマッチする、18年も前に描かれたデザインが今なお一級品という事実は、Aura note V2のルックスがこれからも色あせないということを意味している。

たとえCDがリリースされない時代が訪れたとしても、古い音源とともに音楽を楽しんでいけるプレーヤーとして使い込んでいけるだろう。

世界で最も美しいアンプ内蔵CDプレーヤー「Aura note V2」

折しも2015年4月1日よりAura note V2、そしてAura製のアンプ、CDプレーヤー、DDコンバーターと、ロングストロークでコンパクトながらサイズを超えた壮大な音場作り出すELACのスピーカーの一部に学割サービスが適用される。

季節は春だ。新生活のシーズンだ。高校生以上の子がいる家庭ならば、自宅で良質な音楽と触れあい聴き続けるためのオーディオギアとしてAura note V2&ELACをプレゼントしてはいかがだろうか。

(武者良太)