岐阜県飛騨高山の伝統工芸と現代のコーヒー文化が融合。
自家焙煎したコーヒー豆を販売する五徳珈琲が、飛騨高山の斐太竜覚窯(ひだりゅうかくがま)とコーヒー用の急須を共同開発した。
掲載元:Makuake「斐太竜覚窯の匠が生む『至高の珈琲急須』」プロジェクトページ
ふとした疑問が「珈琲急須」作りのきっかけに
この秋、Makuakeに登場した珈琲用の急須。その開発は、「日本で最初に珈琲を飲んだ人たちは、どうやって淹れていたのか?」という五徳珈琲代表者の小さな疑問から始まった。
この答えを知るためにさまざまな記録を調べる中で、かつては土瓶で珈琲を煮出していたことが判明。そこから「急須で珈琲を淹れる」という新たな発想が生まれた。
実際に急須で珈琲を淹れてみると、その味わいは驚くほどクリアで飲みやすい。陶器の微細な孔が、珈琲特有の渋みを和らげている。
そこで五徳珈琲は、かつてロゴを依頼した書家の茂住菁邨(もずみせいそん) 氏の伝手をたどり、斐太竜覚窯の陶芸家である荒家敏伸(あらやとしのぶ)氏と共に、本格的な珈琲用急須作りに乗り出すことに決めた。
荒家氏の技で、珈琲の味を最大限引き出す仕様に
急須の開発においてはやはり、荒家氏の技術が核となった。
40年以上陶器と向き合ってきた荒家氏は「目になじむ、手になじむ」をモットーに、日常使いに適した器を制作してきた。ユーザーの使い勝手を意識した造りは、今回の珈琲急須にも受け継がれている。
この急須は、釉薬を施しつつ陶器特有の吸着効果を残す構造を採用。釉薬を施すことで耐久性を押し上げ、衛生的に使える仕様に。
珈琲の淹れ方も簡単。粉を湯にそっと浸すだけで良いので、一般的なペーパードリップでは十分に抽出されない「珈琲オイル」もしっかり楽しめる。目盛付きのステンレスフィルターが付いているので、湯量で迷うこともない。
珈琲オイルは、芳醇なアロマをたっぷり含んだ珈琲の味の決め手となる成分だ。この“淹れやすさ”という点だけ見ても、十分珈琲通を魅了する仕様と言えるだろう。
同製品はMakuakeで既に大きな反響を呼んでおり、10月2日(木)時点で目標金額の428%を達成。実際に急須を体験したインフルエンサーや珈琲通からは、「とにかく上品で飲みやすい!」「口当たりの良い珈琲でほっと一息つける」といった声が寄せられている。
日本の伝統技術と珈琲文化の融合、そしてそこから生まれた新たな珈琲の味を、自身の舌でも確かめてみてはいかがだろうか。
Makuakeプロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/hidaryukakugama-coffeepot/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000170487.html
(IKKI)
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